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青年委員会が07春季学習会ひらく

なにかヘンだよ私たちの〇〇・・・

青年委員会が参加型学習会ひらく

070210seinenigakusyuukai001.jpg青年委員会(西風委員長・情報労連)が2月10日(土)、神戸市中央区の兵庫県私学会館で2007年の春季学習会をひらきました。構成組織や地域協議会から青年組合員約55名をあつめ、ワークショップ学習会として参加型・行動型学習で大いに盛り上がりました。

この学習会には、連合兵庫を代表して伊藤副事務局長、来賓として辻参議院議員が出席。それぞれ青年活動への期待と激励を述べました。

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ごあいさつをいただいた、民主党県連代表:辻参議院議員 


 

 

 

 

学習会は西風委員長のあいさつのあと、谷口青年委事務局長(兵教協)がワークショップの趣旨  と、具体的な進め方、および注意事項の説明をおこないました。

 

 

本年の学習会のテーマである「いま、ヘンだと思っていること」「おかしいと思っていること」を、主に『職場・暮らし・社会・政治』などのカテゴリーから抽出、グループ討議によって解決策を見出し、グループごとに結果発表をおこないまし

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ワークショップ学習の趣旨と進め方を説明する、谷口青年委事務局長

た。

 

 

 

例年のことながら、ワークショップ学習は問題発掘と解決手段の発見、それらを主体的に進めていくことが自己表現ともなり、たいへん刺激的な学習会になっており、参加者アンケートでも高く評価されています。

(このページの最下部に、「参加型の組合活動をめざして(連合兵庫青年委員会の基本姿勢)」を掲載しておりますので、本稿とあわせてご一読ください)

 

 

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参加型の組合活動をめざして

<連合兵庫青年委員会の基本姿勢> 

青年委員会がめざす『参加』とは 

それは、一般参加者としての参加はもとより、実行委員として企画・運営にたずさわる参加、さらには、活動家として、青年委員会の運動そのものを推進していくことへの参加というように、さまざまな意味合いをもちます。

 

例えば、今回の学習会においても、青年委員会のイベント教育委員、幹事一人ひとりが意見を出し合い、理解しにくい点・疑問に思う点は、本日と同じ活動を、実際にメンバーで体験しながら、手づくりの学習会を創りあげてきました。

 

もちろん本日も、参加されたみなさんの発言や意見交流が中心となって、学習会が成立していったことを実感していただけたのではないでしょうか。

 

このように、“いろんな参加者との出会い” “自分とはちがう意見や価値観からの刺激”またそのことから“自分が知らなかったことへの気づき、さらには、新たな自分の発見”というように、学習の過程を大切にすることこそが、参加型学習の本質なのです。

 

そのため、“完成された答えや知識をもとめて”参加された方には、もの足りない内容であったかもしれません。

 

しかし、過程を大切にすることに、労働組合の原点があるのではないでしょうか?

 

はじめに方針ありきの運動ではなく、やはり“職場から分会から、一人ひとりの組合員の要求を吸い上げていく”ことが、運動の原点なのではないでしょうか。そして、そこに至るまでの過程を大切にしなければならないのではないでしょうか。

 

そこには、最初から“答え”はありません。また、一人ひとりの生活、価値観をはじめ、あらゆるものが異なります。それを協議し、合意し、統合していくことは、決して容易ではありません。学習会のわずかな時間でも、そのことが感じられたのではないでしょうか。 

 

もちろん、その延長線上に運動方針があり、とりくみがあるはずです。

 

一人ひとりの思いや要求をまとめ上げる過程で、相手の発言を攻撃したり、否定したりせずに自己主張すること(アサーティブネス)や、自分の考えや自分そのものが認められること(セルフ・エスティーム)、そして時間をかけてコミュニケーションできる環境をつくっていくことが重要でしょう。学習前のオリエンテーションで、“学習会での約束”として確認したことは、実は、このことだったのです。

 

このように、連合兵庫青年委員会は、自らの参加で成立していると実感できる学習会を創っていくように、一人ひとりの加入で、また要求で成り立っていると実感できる参加型の組合運動を創っていきたい!と考えています。

 

【文責・青年委員会事務局長 谷口吉一】