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兵庫労働局と意見交換会
労働監督行政に対して連合兵庫から指導要請
組拡プロジェクト委員らが兵庫労働局と意見交換
◆昨年12月19日に、連合兵庫と兵庫労働局との懇談会をもち、種々意見交換する中で、「労働局として企業への指導の厳正化と、 相談者への親切対応が望まれる」と申し入れましたが、その内容を具体的に実現していくための一環として、1月29日に連合兵庫組織拡大プロジェクト委員を中心としたメンバーと、兵庫労働局の実務者レベルとの意見交換会がもたれました。おおよその内容は下記のとおりでした。
◆と き 2007年1月26日(金)
◆ところ 兵庫労働局
◆出席者
【連合兵庫】
村上組織拡大委員長、土肥事務局長代行、森本組織部長、牛房・奥田組織拡大アドバイザー、岡(JPU)・市来(自治労)・皆川(フード連合)・栄(JAM)・平田(UIゼンセン)・阪本(全国一般)各組織拡大プロジェクト委員
【労働局】
福丸総務企画室長補佐、中村課長、丸山主任、清水、西岡事務局
◆連合兵庫:村上組織拡大委員長より、「労働側の行政に対する要請にあたり、行政側が快く意見 交換の場をもつことに応じていただいたことに感謝する。労働側出席者より、それぞれ
労働相談の生の声をお伝えしていくが、労働行政に活かしていただければありがたい」と冒頭のあいさつを述べました。
◆つづいて、森本組織担当部長より、「①法違反の不払い残業一層へ指導の強化。②就業規則届出の徹底指導。③労働相談案件に対する迅速処理。」に関して、要請趣旨の説明をおこないました。
◆そのあと、奥田アドバイザーより、労働相談の相談内容について報告と、特徴点の説明をしました。
◆これらに対して、兵庫労働局:丸山主任より行政としての考え方や指導の実情について説明がされました。
◆このあと、連合側より、労働相談での生の声を紹介、とくに組合のない企業の相談者にしてみれば行政には縋る思いで相談している。したがって、心のこもった、親切・丁寧な指導・対応をお願いしたい・・・・・・と要請しました。
◆その他の、要望事項。(◆就業規則の届出・内容など、細かいチェックはできているか。◆就業規則の周知がされていない企業への指導強化を。◆年休付与などで法を無視して拒否したままの企業があるが、厳しく指導してもらいたい。◆監督署への相談者に対し、親切対応を心がけてほしい。◆本日の意見交換の結果や、要請事項などで、行政としてやるべきことは“やる”と言明してもらいたい。等々)
◆こうした連合側の要請に対し、労働局として「具体的かつ詳細な指摘を受けた。見直すべき点は見直していきたい」と返答しました。
【まとめの発言】
◆最後に、村上組織拡大委員長が、「◆国政の段階で労働法制が改正されていく中で、ホワイトカラーイグゼンプションの話題もあり、労組がないところはどうやって厳しい改正に対処していくのか。今日の生の声を聞いていただいても分かるように、地方の労働局においても充分検討して、働く人々の意見を反映していただきたい。◆サービス残業問題をはじめ、法違反の労務管理の一掃についても、連合と労働局との連絡を密にして、迅速・厳正に対応できるようなシステムをつくっていただきたい。◆今後も、このような意見交換の機会を定期的にもっていただきたい。」と発言し、むすびのあいさつとしました。