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青年委員会第17回総会

次代を見据えて運動を創造しよう

青年委第17回定期総会ひらく

061202seinenisoukai 049.jpg 連合兵庫青年委員会は、12月2日(土)、兵庫勤労福祉センターに役員・代議員81名が出席し、第17回定期総会をひらきました。

総会は森下副委員長の開会あいさつで幕をあけ、総会議長に福田代議員(JAMオークラ輸送機労組)を選出し、つづいて西風委員長(情報労連)が主催者代表あいさつに立ち、連合運動の中における青年委員会活動の意義と目的について述べました。

そのあと、連合兵庫代表および担当として出席した北条連合兵庫会長・伊藤副事務局長・藤井担当部長・高見担当主査を議長から紹介し、北条会長からあいさつ述べました。また来賓出席いただいた連合本部連帯活動局の杉山部長よりあいさつを受けました。

■資格審査報告と総会成立宣言

富田議事運営・資格審査委員長から、次のとおり役員・代議員の出席状況報告があり、

「奔走会の招集人員は、役員27名・代議員100名・計127名であり、出席人員は役員19名・代議員62名・計81名となっています。青年委員会会則第7条3項で総会成立要件は召集代議員の3分の2以上となっており、これを満たしていることをご報告いたします」

この報告を受けて、総会議長が総会成立宣言をおこない、満場の拍手で確認しました。

■【議事】

Ⅰ.活動経過報告

(内容省略)

(提案者=千葉事務局次長)

Ⅱ.活動報告

(内容省略)

(提案者=千葉事務局次長)

Ⅲ.活動総括案

(提案者=谷口事務局長)

はじめに

連合兵庫青年委員会は、昨年の第16回定期総会において、連合本部での青年組合員が連合運動へ積極的に参加するための環境づくり、青年活動を通じた労働組合運動の活性化をめざした方針に基づき、『青年組合員のニーズに対応した、新たな運動を創造し、リーダーの育成、ネットワークづくり、組織強化拡大に向けて、活動を推進』を行動指針として活動に取り組んできた。

青年活動の前進に向けて ①青年活動の活性化、②青年の総合生活向上にむけた政策・制度要求と課題、③学習活動の推進、④文化・体育・レク活動の推進、⑤社会参加活動の推進、⑥国際連帯活動の参加等の課題について、三役会議・幹事会・教育イベント委員会で協議し、各構成組織からの意見・要望を可能な限り具体化する姿勢で活動を進めてきた。

また、各活動において、幹事会の青年それぞれが、役割を担当し参加型の活動運営を行って、連帯と活動の共有化を目指した。あわせて、連合兵庫主催の行動に対しても青年委員会として活動の一躍を担う活動を行ってきた。

こうした中で2006年度において、重点的な取り組み報告は次の通りである。

2006年度の学習・教育活動は青年委員会の活動として、次代を担う青年層としての基礎的な学習と見識を広めるという役割があり、青年委員会としては教育・イベント委員会、幹事会でその学習内容を協議して開催した。

2006年春季学習会では、2006春季生活闘争の時期における学習会として青年層としての労働組合の必要性とこれからの時代をになう若者の目標、目的等をメインに「語り合おう!私たち(あなた)の 仕事と暮らし」をテーマに掲げ、仲間で話し合うことでお互いに学ぶ参加型学習会を開催した。

また、「第7回ユースセミナー」は、昨年が震災10年の節目でもあり、職場・地域での安全と防災について、消防・防災に関する体験学習を通じて体験と見識を広めるため、兵庫県立広域防災センターにおいて開催した。

2006年度政策・制度要求の活動として、連合兵庫統一行動への青年委員会としての役割と位置づけを確認しつつ、春季生活闘争決起集会・格差是正集会等の各集会および街頭行動に積極的に参加した。

また、社会活動の取り組みとし例年は連合の平和集会(ヒロシマ・ナガサキ)を中心に参加してきてが、本年は連合兵庫の平和行動の取り組みへの各構成組織の青年活動として参加した。また、ボランティア活動等も含め、幹事会の中で検討をし、青年委員会の活動として今後の活動につなげていくことが重要といえる。

連合兵庫青年委員会の時代をになう若い世代層を対象に活動育成と交流を深めることを目的に「ネットワーク・交流・コミュニティづくり」をテーマに「アウトドア・コミュニケーション」と「スポーツ交流」中心に2006(第12回)秋季交流会を開催した。

また、連合兵庫青年委員会の構成委員の相互理解と他業種の職場状況の共有化を図ることを目的に職場見学(工場見学)を本年も行った。

連合兵庫青年委員会は、連合兵庫の各行動に対して、構成組織・地域協議会での青年活動としての参加と、連合兵庫青年委員会としての三役会議・幹事会・教育イベント委員会等での検討を重ね、各構成組織・地域協議会の協力を得ながら2006年度の主要活動をおこなってきた。


まとめ

連合兵庫青年委員会の活動は、各構成組織・地域協議会の協力による幹事役員の相互の連帯と理解がより深められ、主な活動への参加者が増加している。

連合本部においても、『青年活動推進プロジェクト会議』での論議が行われ、より具体的な活動が進められようとしており、今後も今までの活動の実績を土台とし、連合・連合兵庫加盟の構成組織・組合・青年組合員一人ひとりが青年委員会活動に参加し、より広範囲な活動が展開できるようにすることが重要である。

さらに、連合兵庫での県下、各地域での様々な活動を進めるためにも、ネットワークとしての地域の青年層の組織との連携を目指さなければならない。

 

連合兵庫青年委員会がめざす青年活動

 


【気づき】 を大切にし、新たな自分を発見していきます。

固定化された考え方にとらわれることなく【創造的】にものごとを考えます。

一人ひとりの存在が認められる(セルフ・エスティーム)集団づくりをすすめます。

相手の発言を攻撃したり、否定したりせずに自己主張(アサーティブネス)

できる集団づくりをすすめます。

時間をかけてでも、協議し、合意し、統合していく過程を大切にして、集団の合意形成を(コンセンサス)をはかっています。

そのようなコミュニケーションができる、集団の環境づくりをすすめます。

職場から、支部、分会から一人、ひとりの組合員の要求を吸い上げて、運動を創ります。

一人ひとりの加盟で、要求で、成り立っていると実感できる参加型の組合づくりをすすめます。

 


 

Ⅳ.活動方針案

(提案者=谷口事務局長)

はじめに

連合は、連合青年委員会(青年活動)のあり方について検討を重ね、連合運動の継続・発展をめざして連合運動への青年組合員の参加促進、次代を担うユニオンリーダーの育成、青年相互のネットワークの強化、青年を取り巻く問題把握と解決能力向上、社会活動、国際労働運動の参加を柱に取り組みを行い、青年組合員が連合運動へ積極的に参加できるための環境づくり、青年活動を通じた労働組合運動の活性化をめざし、議論してきた。

連合兵庫青年委員会は、青年組合員のニーズに対応した、新たな運動と活動を創造し、リーダーの育成、ネットワークづくり、組織強化拡大に向けて、活動を推進する。

①青年活動の活性化、②青年の総合生活向上にむけた政策・制度要求と課題、③学習活動の推進、④文化・体育・レク活動の推進、⑤社会参加活動の推進、⑥国際連帯活動の参加等の課題

について、三役会議・幹事会で協議し活動を進めていくこととする。また、男女平等参画社会の実現と地域活動や社会活動への参画をめざし、関係組織・委員会等とも連携しつつ交流活動を中心に取り組むこととする。

1.青年活動の活性化

(1)構成産別、単位組合、地方本部、支部、分会、などにいたるまで青年組合員の活動機関である青年組織の整備・拡充をはかる。

(2)地域における青年活動を強化するため、今後も連合兵庫各地域協議会に青年組織を設置していただくよう要請していく。

(3)連合兵庫の関係する専門委員会と連携し、相互交流をはかり男女平等参画社会の実現にむけて取り組んでいく。

(4)地域における青年層のネットワークを築くとともに連合近畿ブロックとの交流をはかり、青年会議にも積極的に参加する。また、全国的な青年の連帯を深めるため、連合中央のユースフォーラム等に積極的に参加していく。

2.青年の要求と課題

(1)雇用の質の安定確保、賃金の維持・向上、雇用増に結びつく労働時間の短縮等の労働諸条件改善のため「2007年春季生活闘争」に積極的に参加する。

(2)男女平等参画社会の実現に向けて、関係の専門委員会と連携を深め、運動を実践する。

(3)21世紀の組合活動の担い手として、組合活動の認識、意識の向上等を図るとともに、青年層を取り巻く課題についても連合中央とともに取り組んでいく。

3.学習活動の推進

(1)青年組合員リーダーの育成と強化を目的に、交流会、セミナー、学習会など企画し開催していく。

(2)連合運動、労働組合運動に、必要な知識、教養、行動力を身につける青年向けの学習会を実施する。

(3)青年層を取り巻く職場実態や職業意識を把握し、交流を深める活動を検討していく。

(4)「核兵器のない21世紀」の実現をめざし、連合平和行動に積極的に参加していく。

(5)青年委員会機関紙(情報)等を発行する。

4.文化・体育・レク活動の推進

(1)構成産別の青年の連帯強化に向けて、文化・体育・レク活動など参加しやすいイベント活動を企画し実施していくこととする。

(2)連合兵庫のもちつきフェア、メーデー、イベント等に積極的に参加していく。

5.社会参加・ボランティア活動の推進

(1)連合「愛のカンパ」「平和運動」に構成組織(産別)を通じ積極的に参加していく。

(2)社会貢献活動の一環として、ボランティア団体とも連携して、活動に参加、協力していくこととする。

(3)環境を守り地球にやさしい暮らしをする運動を検討し取り組んでいく。

(4)連合地域協議会のクリーンキャンペーンに参加、協力していく。

6.国際連帯活動への参加

(1)連合の方針を踏まえ、国際的な連帯、交流ができる環境づくりを推進する。

(2)連合兵庫青年委員会独自の国際交流については、国際的視野を広げるため、連合近畿ブロック、連合兵庫執行委員会の指導と構成産別の協力を得ながら、これまでの海外調査団の派遣をふまえ、検討していく。

上記活動の具体化については、年間活動計画に基づき、三役、幹事会、専門委員会で協議検討していく。


Ⅴ.年間活動計画案

(提案者=谷口事務局長)

(内容省略)


(議事全般に亘り一括して審議の結果、満場の拍手で承認・決定)

 

Ⅵ.新役員選出

 

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(満場の拍手で選出)

 

以上で総会の全日程を終了、大篠副委員長が閉会あいさつを述べるとともに、第2部の基調講演の告示をおこないました。

 

061202seinenisoukai 062.jpg 第2部 基調講演

講演テーマ『働く立場から見た政策課題』

辻泰弘:参議院議員

労働組合と政治政治の現状・公約違反の国民不在政治・格差広げる冷たい政治政策課題と政治参加政権交代・・・参議院選挙の意義、等々について約1時間に亘って講演いただきました」

 





以上