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連合兵庫ユニオン第2回定期大会

地域に顔の見える連合運動をめざして

連合兵庫ユニオン第2回定期大会ひらく

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連合兵庫ユニオン(松島雅也執行委員長:日工労組)は12月2日(土)・3日(日)、1泊2日の日程で城崎旅館『まつや』において第2回定期大会をひらきました。

■【大会議長選出】

大会は、土肥淳二副執行委員長(連  合兵庫事務局長代理)の開会あいさつで幕をあけ、満場の拍手で議長に小林芳晴(但馬地協ユニオン事務局長)を選出しました。

■【委員長あいさつ】

松島雅也執行委員長 

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委員長あいさつする松島委員長。後方は小林大会議長。

昨年の躍進大会以降の組織状況は、12地協・地域ユニオン(21組合加盟)・JTUCユニオン1名だったが、2組合が産別加盟となり、新たに従来の直結組合が3組合、新加盟組合が1組合、個人加盟が1名増となり、現在、各地協・地域ユニオンは23組合773名、JTUCユニオンは2名となっています。各位のご尽力に敬意と感謝を評する次第です。
わが国の経済情勢は未曾有の好況を呈していると言われています。しかし、働く者・庶民には好況の実感はまるでありません。真に働く人々・庶民が幸せを実感できる社会づくり、働き甲斐ある職場づくりをめざしていきましょう。
また、この連合運動を社会的な大きなうねりに育てていくため、ユニオンとしても1組織拡大に努め、人でも多くの仲間を結集していきたいと考えています。力をあわせて頑張っていきましょう。


 

 

■【来賓あいさつ】

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 辻参院議員


辻泰弘参議院議員(民主党県連代表)

田邊和年連合組織拡大・組織対策局長

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北条連合兵庫会長
◆北条勝利連合兵庫会長

以上の3氏より祝辞と激励を受けました。

(祝電・メッセージ)

土肥隆一衆議院議員山口つよし衆議院議員みずおか俊一参議院議員梶原康弘前衆議院議員室井邦彦前衆議院議員石井としろう民主党兵庫県第7区総支部長』



 

■【資格審査報告】

大会議長より次のとおり資格審査報告され、満場の拍手で大会成立が確認されました。

「本大会の召集人員は、役員30名・代議員16名・計46名であります。連合兵庫ユニオン規約の第16条第1項で大会の定足数は代議員総数の3分の2以上となっており、本日の出席人員は役員20名・代議員10名・委任6名・計36名であります。よって本大会は成立要件を満たしていることをご報告いたします」

■【報告事項】

Ⅰ.連合兵庫ユニオンの経過

(提案者=森本秀雄連合兵庫ユニオン事務局長)

団体でも個人でも加盟できる組織として、2000年6月15日に「連合兵庫ユニオン」を結成したが、地域に顔の見える連合運動を目指し、連合兵庫ユニオンの強化に向けて、第9回定期大会(2003年11月26日)で地域ユニオン活動指針を策定し、第22回地方委員会(2004年6月11日)でユニオンの再編・強化を打ち出し、第7回執行委員会で連合兵庫地域ユニオン結成準備委員会を立ち上げ、規約・規定・活動検討小委員会および財政(会費)検討小委員会を設置する中、幾多の議論を行い、第3回連合兵庫ユニオン結成準備委員会(2005年3月10日)において、新たな連合兵庫ユニオンを2005年7月27日に結成をした。
連合兵庫ユニオン結成以降、各地域協議会が中心となり、各地域ユニオンの結成に向けて取り組み、2005年11月20日の躍進大会で正式に12地域ユニオンとJTUCユニオン(個人加盟組織)が結集された。

(満場の拍手で承認)

Ⅱ.2006年活動報告

(提案者=森本秀雄連合兵庫ユニオン事務局長)

(内容省略)

(満場の拍手で承認)
 

 
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芳賀会計監査

2006年度会計報告および会計監査報告

(会計報告=土肥淳二副執行委員長)

(監査報告=芳賀賢治会計監査)

(内容省略)

(満場の拍手で承認)





 

■【 審議事項】 


Ⅰ.第1号議案 2007年度活動方針について 

061202~03yuniondai2kaitaikai 012.jpg (提案者=森本秀雄連合兵庫ユニオン事務局長)

◆活動方針

生労働省は昨年12月の「2005年労働組合基礎調査結果(2005年6月30日現在)」では、連合組合員数は667.2万人(前年比5万4千人減)となった。

雇用者数が5,416万人(前年比45万人の増)で労働組合員数は、10,138,150人(前年比171,263人減)となり、推定組織率は18.7%(前年比0.5%減)で依然減少傾向に歯止めがかかっていない。

民間企業の労働組合員数(単位労働組合)789.5万人(前年比12万人減)のうち、企業規模別でみると、1000人以上の組合員数が453.4万人(全体の57.4%)と6割を占め、300人~999人では、組合員数が124万人(全体の15.7%)100人~299人では、組合員数が71.6万人(全体の9.1%)30人~99人では、組合員数が26万人(全体の3.3%)29人以下では、組合員数が3.8万人(全体の0.5%)となっている。

一方、短時間雇用者数は1,172万人と昨年より65万人増加した。パート労働組合員数は38.9万人(前年組合員差2.6万人 7.3%増)となり、全労働組合員数に占める割合は3.9%、推定組織率は3.3%となった。

兵庫においても、景気は回復基調であるが、中小・地場産業は厳しい状況下の企業も多くあり、企業倒産、合理化等で常用労働者の減少が続き、組織率・組織人員は減少傾向で、推定組織率は(雇用者数に占める労働組合員数の割合)は、20.5%(兵庫県産業労働部商工労働局調査)で前年を0.8ポイント下回っており、単位労働組合数は2,315組合、労働組合員数は412,868人で前年に比べ119組合 11,979人が減少している。

この10年間で2割近くに相当する239万人もの労働組合員が減少した。組織率の低下に歯止めをかけ反転していくため、中小・地場企業の組織化やパート、派遣、契約労働者等就労形態の多様化に対応した組織化が必要で、さらに踏み込んだ組織拡大に向けて取り組むこととする。

連合兵庫は、引き続き組織拡大を最優先課題と位置づけ、第24回地方委員会(11月17日開催)で、「組織拡大第2次アクションプログラム」基づき、20,000人の拡大目標を掲げ、活動を強化し取り組むこととしている。

今や労働組合は、5人に1人の組織率であり、組織率の低下に歯止めをかけ反転していくため、中小・地場企業の組織化やパート労働者等就労形態の多様化に対応した組織化が必要で、さらに踏み込んだ組織拡大が課題である。

連合兵庫ユニオンは、新しい時代の労働運動の発展を目指し、連合の進路に基づき、企業の枠を超えて働く仲間の連帯と団結で、共に力をあわせて労働条件、職場環境の改善に向けて取り組みを図ると共に組織拡大に向けて各地協・地域ユニオンと連携をとり取り組むこととする。

【連合兵庫ユニオンの活動の基本と目標】

1.連合兵庫ユニオンは、連合兵庫の方針を踏まえて活動をすすめる。

2.連合兵庫ユニオンは、連合兵庫と連携し加盟組織・組合員の雇用の確保、賃金・労働時間など労働諸条件の維持・向上の実現に努める。

3.連合兵庫ユニオンは、定期的な労働諸法規などの研修をすすめ、産業構造・雇用形態の変化に対応する労使関係の構築を通じ、明るい職場づくりをめざす。

4.連合兵庫ユニオンは、構成組織・組合員間の交流・連帯をはかり、組織基盤の強化に努める。

5.連合兵庫ユニオンに個人で加盟する組合員は、それぞれが所属する企業単位の労働組合の結成をめざす。

6.連合兵庫ユニオンは、未組織労働者をはじめとする勤労者の労働問題に対する定期的な相談活動を行う。

7.連合兵庫ユニオンは、連合兵庫各地域協議会と連携し、地域活動に積極的に参加する。

8.連合兵庫ユニオンは、連合未加盟労働組合、未組織労働者との交流・連携をすすめ、連合兵庫ユニオンへの参加をはかる。

9.連合兵庫ユニオン加盟の企業単位の労働組合は、産業別労働組合への加入をめざす。

【連合兵庫ユニオンの具体的な活動の推進について】

1.雇用の確保と労働諸条件改善の取り組みについて

全国的に景気は回復基調で雇用も改善されつつあり、県内の動向指数も一致指数は堅調に推移している。雇用も有効求人倍率は横ばい傾向で新規求人数は高水準となっている。

しかし、中小企業で働く労働者の集まりであるユニオン加盟組織においては、業種によって好不調があるが、多くの労使は厳しい状況下におかれており、社会水準との格差はますます拡大している。

雇用の確保は労働者にとって、生活不安に直結するもので、自らの職場を守り、企業の健全化に向けた取り組みが必要である。

①経営者に対して労働条件、雇用、経営施策(M&Aを含めて)等、労使における事前協議制度の確立をはかる。

②企業の経営施策を点検するため、経営分析などの活動を加盟組合が取り組めるよう弁護士、社会保険労務士などの専門的なアドバイスができる体制つくる。

③2007年春季生活闘争をはじめ、退職金改定、労働時間短縮闘争等に取り組むとともに各地協ユニオンと連携をとり、加盟組織・組合員の労働諸条件の維持向上に向けて取り組む。

④加盟組合の賃金体系の整備、年齢による不当な格差改善に向けて「地域ミニマム運動」に取り組む。

2.組織の拡大・強化に向けた取り組みについて

雇用形態の多様化などから、職場の組織率が低下し、すでに四分の三のラインを割り込んでいるように聞いているが、組織率の低下はそのこと自体が組織の力の低下になり、その力量や法的資格は大きく低下し、組織の適切な対応が必要である。

組織拡大・強化は最も重要な課題であり、地域労働運動の強化と発展に向けて、地場の未組織企業、当該業種の関連企業、パート、有期労働契約者等の組織拡大は重要である。連合兵庫、各地協・地域ユニオンと今後も連携をはかり取り組む。

3.組織の充実に向けた取り組みについて

地域に根ざした運動をめざし、各地協・地域ユニオンと連携して地域活動の強化と加盟組合の相互交流と連帯に向けて取り組む。

①賃上げ、一時金闘争にあわせて各地協・地域ユニオンと連携して、各加盟組合を定期的に訪問し、情報交換をしていく。

②各地協の活動をメインにメーデー、春季生活闘争決起集会、平和行動に積極的に参加し行動していく。

③加盟組合員相互の交流と連帯を深めるため、家族を含めてのイベントを企画し実施する。

④情報の共有化を図るため「ユニオンニュース」を発行する。

⑤連合兵庫が毎年実施している「組織拡大実務者研修会」に積極的に参加する。

⑥連合兵庫が推薦する各級議員選挙に対し、支援・支持していくこととする。

(満場の拍手で決定)

Ⅱ.第2号議案 2007年度予算案について

(提案者=森本秀雄連合兵庫ユニオン事務局長)

(内容省略)

(満場の拍手で決定)

Ⅲ.第3号議案 2007年度役員の選出について

(提案者=森本秀雄連合兵庫ユニオン事務局長)

連合兵庫ユニオン規約第21条に基づき、以下の役員を選出する。

 執行委員長

 松島  雅也連合明石地協ユニオン・日工労組 

 副執行委員長

 酒井  行雄連合神戸地域ユニオン・委員長

 々

 大西  真明連合北阪神地協ユニオン・委員長

 々

 今村  孝次連合尼崎地協ユニオン・委員長

 々

 高山  博司連合西阪神地協ユニオン・委員長

 々

 森脇  久夫連合北播地協ユニオン・委員長

 々

 増田  俊和連合明石地協ユニオン・副委員長

  々 

 坂本  勝正連合東播地協ユニオン・委員長

 々

 高野  年信連合姫路地協ユニオン・委員長

 々

 日谷  聖一連合西播地協ユニオン・委員長

 々

 花原  義明連合但馬地協ユニオン・委員長

 々

 出口  源市連合丹波地協ユニオン・委員長

 々

 木場  大輔連合淡路地協ユニオン・委員長

 々

 金海  秀和連合兵庫JTUCユニオン・委員長

 々

 伊藤  弘孝連合兵庫・副事務局長

 事 務 局 長

 森本  秀雄連合兵庫・組織部長

 執 行 委 員

 山口    晃連合神戸地域ユニオン・執行委員

 々

 中村  雅光連合北阪神地協ユニオン・事務局長

 々

 林    勘介連合尼崎地協ユニオン・事務局長

 々

 向井  元男連合西阪神地協ユニオン・事務局長

 々

 長谷川 英明連合北播地協ユニオン・事務局長

 々

 鎌田  好博連合明石地協ユニオン・事務局長

 々

 白川  数馬連合東播地協ユニオン・事務局長

 々

 池田 富美男連合姫路地協ユニオン・事務局長

 々

 井上  昭彦連合西播地協ユニオン・事務局長

 々

 小林  芳晴連合但馬地協ユニオン・事務局長

 々

 大西  正樹連合丹波地協ユニオン・副委員長

 々

 戎井  拓司連合淡路地協ユニオン・副委員長

 会 計 監 査

 芳賀   賢治連合東播地協ユニオン・ハリマ化成労組

 々

 竹之内  宏連合姫路地協ユニオン・神姫商工労組

 (満場の拍手で決定)

 

新役員を代表して松島執行委員長が決意表明をおこない、つづいて伊藤弘孝副執行委員長(連合兵庫副事務局長)が閉会のあいさつを述べました。

■ガンバロー三唱

松島執行委員長のリードで、出席者全員でガンバローを三唱し、地域に顔の見える連合運動の推進と全ての働く仲間の幸せづくりを誓い合いながら、連合兵庫ユニオン第2回定期大会の幕を閉じました。

(以上)