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『06連合平和行動inヒロシマ』に代表が参加
核兵器廃絶2006連合平和ヒロシマ大会に参加
昨年につづき3団体(連合・原水禁・核禁会議)の共催で
大会スローガン
■すべての核兵器の廃絶を!
■国内外の被爆者支援の強化を!
■北東アジアの非核化実現!
◆連合兵庫は8月4日(金)~6日(日)の3日間にわたり、連合平和ヒロシマ大会に代表参加者23名を送りました。◆この大会は、昨年が被爆60年にあたることから、『連合・原水爆禁止日本国民会議・核兵器禁止平和建設国民会議』の3団体での統一大会を実現しましたが、本年もひきつづき統一大会として開催することができました。◆連合組合員を中心に約6600名が出席しました。
◆4日の夕刻より、広島県立総合体育館で開催された『核兵器廃絶2006平和ヒロシマ大会』では、オープニングで連合兵庫国民運動イベント委員長の高西副会長をはじめ、各参加組織12組織(産別・地協)から15名が登壇し、組合員の平和への祈りがこもった折鶴を代表献納しました。
◆主催者を代表・して高木連合会長が、「三団体は、原爆で亡くなられたすべての方々に心から哀悼の意を捧げるとともに、鎮魂と不戦の誓いを新たにし、核兵器廃絶と世界の恒久平和に向けた取り組みを進める」と決意を述べ満場の共感を呼びました。◆来賓あいさつにつづき、被爆者からの訴えに耳を傾け、平和アピールを採択して初日の日程を終えました。
◆2日目以降の各行動への参加選択は参加者各自判断としましたが、8月5日は午前中に、連合主 催の『ぴーすセミナー』と、大会実行委員会主催の『平和シンポジウムin広島』が開催されました。◆『ぴーすセミナー』はテーマ毎に5会場にわかれ、「①平和の語り部・被爆体験の証言」「②被爆者援護の取り組み」「③原爆ドーム世界遺産の歩みと今後の課題」「④原爆・放射線障害の影響」「⑤ビデオ“ヒロ
原爆ドーム
1996年12月5日(日本時間6日)、
メキシコのメリダで開かれたユネスコ
(国際連合教育科学文化機関)の世
界遺産委員会において、世界遺産一
覧表への記載が決定されました。
シマ・ナガサキ核戦争のもたらすもの”」の各テーマで開かれました。
原爆の子の像
原爆投下から10年後、1955年秋、
一人の少女が原爆症(亜急性リンパ
腺白血症)で息を引き取りました。佐
々木禎子さん、中学1年生。
全快を祈って毎日、病床で千羽鶴を
折りつづけましたが、彼女の祈りは
叶いませんでした。
『広島平和をきずく児童・生徒の会』
の呼びかけで像作製の寄付が募ら
れ、1956年の子どもの日に完成・
除幕しました。
◆午後は連合主催で『ピースウォーク』が催され、爆心地をはじめ平和公園内に散在する原爆ドームや原爆慰霊碑などのモニュメントを巡り、原爆犠牲者の冥福を祈ると共に、平和 への思いを新たにしました。
◆このピースウォークは、地元の連合広島青年・女性委員会のメンバーがピースガイドとして順路案内や説明にあたっていた だきました。ピースガイドのみなさんは、事前 に被爆者からの聴き取りや現 地
連合広島の青年・女性委 員会メンバーによるピース ガイドのボランティア。 |
調査などの研修を積み重ねて、この日に 備えていただいたとのことです。
◆また、この日は連合兵庫として平和資料館の見学会も企画、一行の半数が参加しました。
◆8月6日は、広島市主催で『広島・平和記念式典』が平和祈念公園で開催され、連合関係では、連合本部・連合広島・連合長崎の各代表が参列しました。連合兵庫と しては時間的な制約もあり自由参加としました。
◆猛暑の中での行動でしたが、犠牲者の無念に思いを馳せるとともに、平和の大切さを噛み締めながら、全員元気に日程を消化しました。
◆8月7日(月)~9日(水)には『連合平和行動inナガサキ』が引き続きおこなわれます。