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連合平和inナガサキに代表参加
祈りは、長崎を最後の被爆地に
連合平和行動2006inナガサキ
◆ヒロシマ大会につづいて、8月7日~9日に行われた『連合平和行動2006inナガサキ』に連合兵庫から23名が代表参加しました。
◆メインの『核兵器廃絶2006平和ナガサキ大会』は、昨年にひきつづき今年も3団体(連合・原水禁・核禁会議)の共同行事として、長崎県総合体育館で開催され、連合本部の古賀事務局長が主催者を代表してあいさつを述べました。
◆大会は終始、悲しみの中にも平和を希求する人々の強い意思をにじませ、「同じ悲劇を再び繰り返させず、この長崎を最後の被爆地にするために、世界の核兵器廃絶と平和実現に向かって運動をすすめよう」と参加者全員で誓いあいました。
■ 左が『原爆落下中心碑』。1945年8月9日午前11時2分、この標柱の上空500mで「ファットマン」が爆発しました。 |
◆ピースウォーク会場となった原爆投下中心地公園~平和公園には27の碑が散在していますが、組合員のみなさんにご協力いただいた連合兵庫の千羽鶴は爆心地公園の『原爆落下中心碑』に対し、参加者代表(ゴム連合=川野・渡辺、サービス流 通=福島、北播地協=森脇、連合兵庫ユニオン=奥田)が献納しました。
◆このピースウォークには、連合長崎の青年委員会・女性委 員会のメンバーによるピースガイドが随伴してくださいました。ピースガイドのみなさんは、被爆者からのヒアリングや資料の読み込みを重ねて、この日に備えていただいたとのことです。
◆2日目午後に設定されていた実行委員会主催の『平和シンポジウ ムin長崎(原爆資料館大ホール)』では、とくに『被爆2世問題』がメインテーマにとりあげられ、被爆2世団体協議会の代表から放射線障害をはじめとする健康問題や偏見・差別について実態報告と訴えが述べられ、ともすれば二義的に扱われがちな被爆2世問題について認識を深めることができました。
とは何か■
2.2世・3世に、原爆放射線の遺伝的影響があるのではないかという問題。 3.被爆者の子・孫という社会生活上の立場から「病気と貧困の悪循環」の中での生活など、充分な環境を与えられなかったという問題。
4.遺伝的影響の科学的解明がなされていない結果生じている2世・3世への偏見や社会的差別の問題。 |