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マクド社全国店長会議にビラ配布

日本マクドナルド社の全国店長会議にビラ配布


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6月21日(水)、神戸ポートアイランドでおこなわれた日本マクドナルド社全国店長会議の参加者に対し、同ユニオンの委任を受けて労組加入を勧誘するビラを配布しました。三役産別・組織化プロジェクトのメンバーを中心に連合兵庫事務局をあわせ、約20名が行動に参加しました。ビラの内容は、同労組委員長の栗原弘昭さんがユニオン結成に踏み切った理由などを述べた朝日新聞のインタビュー記事を1面に、2面に5月29日の会社への労組結成通告以降の状況報告と加入要請を記載したものです。マクド労使は6月16日(金)に第1回団体交渉をおこない、ユニオン側の要求(5月29日の労組結成通告時に提出)に対する会社回答が、次のとおり提示されました。

 ユニオンの要求

『長時間労働解消、店長に時間外労働手当て支給を、クルーにも有給休暇の取得の改善を』などの労働条件改善と、『今後の会社運営について労組に説明する場を設けること』など。


 会社の回答

○労組と組合員の諸権利を認める。不当労働行為はおこなわない。
○労組の申し出た労働条件に関わる団体交渉は誠実におこなう。
○会社の経営課題でも問題点や改善案について労組としての意見・提案があれば内容を聞きたい。
○パートを含む有給休暇取得向上や女性が働きやすい環境づくりなど、具体的な改善策についても聞かせてもらいたい。
○労組の要求に真摯に答えるべく社内チームを編成した。そこで調査などをおこないながら労組への具体的回答や、社内で参考にするものの検討をおこなっている。


以上の内容でしたが、ユニオンはこの話し合いから多くの要求・問題に会社の再検討を要請。6月中の第2回団体交渉を申し出ています。
また24時間営業化の問題もあり、従業員の長時間労働の実態調査の報告と、長時間労働改善に関わる事項を当面の重点的交渉テーマとしながら、他の要求事項についても継続した話し合いをおこなうことを申し入れています。