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第77回兵庫県メーデー神戸中央大会ひらく
『平和・人権・労働・環境・共生』テーマに1万人が結集
第77回兵庫県メーデー神戸中央大会
◆第77回兵庫県メーデー神戸中央大会実行委員会(連合兵庫・連合神戸・県労福協・神戸労福協・建設連合)は、4月29日午前10時30分から神戸市大倉山公園野球場で、神戸地域の連合組合員を中心に約1万人が参
加するなか、盛会裏にメーデー大会を開催しまし た。
◆大会は市内3ヵ所に終結した参加者による会場への求心デモで幕を開け、主催者・来賓あいさつにつづいてメーデー宣言・特別決議『サラリーマン増税の撤回を求める特別決議』を採択、永年功労者表彰をおこないました。◆式典終了後ただちに『ふれあいフェスタ』に移行し、キャラクターショーやゲームコーナーで家族そろって楽し める時
間をすごしました。
◆また、式典に先立ち午前10時より、会場隣接の『兵庫県解放運動無名戦士の碑』への献花式を執り行 い、連合兵庫役員・OBなどが白菊を捧げました。
主催者代表あいさつ
北条勝利:実行委員長
(労働運動の物故先達・JR福知山線脱線事故の犠牲者の霊に対し、参加者全員で黙祷)
◆本大会は『怒りのメーデー』として開催しました。◆小泉政権の5年間は、国民の財産をぶっこわす5年間だった。 ①民主主義をぶっこわし、独裁政治を確立。②不良債権処理のあおりで中小企業をぶっつぶし、超低金利政策で国民の財産をとりあげ、銀行は助かったが、サラ金地獄をつくりだした。③無秩序な規制緩和で雇用と生活が脅かし、勝ち組・負け組の2極分化を昂進させた。④無駄遣い行政を改革できず、医療・介護・年金など、社会保障も負担増・給付減に追い込んだ。⑤その他、多くの失政により国の仕組み、社会の仕組み、特に人の心をぶっこわした。
◆このメーデーは、民主主義の復権、そして国の形、経済・社会の仕組み、人の育成をはじめとした日本の進路・目標を明らかにして、国民・勤労者の力を同結集し、失われた5年間を取り戻すきっかけとすべきメーデーです。◆働く人々の力を結集し、『仕事と暮らしに安心・安全を取り戻す』メーデーと位置づけ、『安全・安心・活力ある労働を中心とした福祉型社会』づくりに向けて、勇気をもって前進していこうではありませんか。
来賓あいさつ
井戸敏三:兵庫県知事
今秋の国体をもりあげて、震災から復興した県民の意気を示したい。力を合わせて元気な兵庫をつくっていこう。
矢田立郎:神戸市長
雇用安定こそが暮らしを守り、子どもたちの未来をつくる。今年度もふたたび2万人の雇用増を掲げて頑張っていく。
辻 泰弘:民主党県連代表
政権奪取へ向け、新体制づくりをした。人間の幸せをつくる政治、その根源である労働生活の改善へ力を尽くします。
<紹介>今西:社民党県連合代表、竹本:近畿労金兵庫副理事長、山路:全労済兵庫理事長、野見:兵庫住宅生協専務理事、土肥:民主党衆院議員(その他、出席の県議・市議を一括紹介)
第77回メーデー宣言(骨子)
提案者嶋田輝男:連合神戸議長 |
『サラリーマン増税』の撤回を求める特別決議(骨子)
提案者酒井行雄:神戸労福協会長 |
第77回兵庫県メーデー永年功労者表彰受賞者(順不同)
受賞者 |
所属労組 |
産 別 |
古 川 啓 一 | JR西労組 | JR連合 |
松 岡 正 | JR西労組 | JR連合 |
小 泉 博 幸 | JR西労組 | JR連合 |
土 井 光 徳 | 阪神自動車学院支部 | 全国一般 |
武 下 勝 | 武庫川自動車学園支部 | 全国一般 |
遠 藤 純 一 | 丸山印刷支部 | 全国一般 |
在 田 邦 彦 | 播労連播州織工業労組 | UIゼンセン |
久 保 裕 也 | 川崎病院職組 | UIゼンセン |
西 村 一 男 | 日高興産運輸労組 | UIゼンセン |
石 村 良 一 | JR西労 | JR総連 |
西 畑 明 人 | 兵庫県教組 | 兵教協 |
有 本 明 | 兵庫県教組 | 兵教協 |
澤 田 明 俊 | 兵庫県教組 | 兵教協 |
岡 本 和 男 | NTT労組 | 情報労連 |
宮 薗 辰 雄 | NTT労組 | 情報労連 |
坂 口 恵 二 | NTT労組 | 情報労連 |
丸 岡 秀 夫 | 全日通労組 | 運輸労連 |
大 門 謙 治 | ヤマト運輸労組 | 運輸労連 |
角 間 敏 一 | 日通兵庫運輸労組 | 運輸労連 |
宮 地 朋 幸 | 大阪熱処理労組 | JAM兵庫 |
山 西 通 夫 | 中田エンヂニアリング労組 | JAM兵庫 |
藤 原 ひろ子 | 加古川交通安全協会労組 | JAM兵庫 |
森 井 弘 一 | 加西市職組 | 自治労 |
高 山 博 司 | 西宮市水道労組 | 自治労 |
谷 田 和 之 | 豊岡病院組合労組 | 自治労 |
細 谷 肇 | 全国スバル販売労組 | 自動車総連 |
松 本 考 司 | 湊川金属労組 | 基幹労連 |
門 谷 健一郎 | テイエルブイ労組 | 基幹労連 |
細 見 幸 平 | ユニタイト労組 | 基幹労連 |
佐 野 勝 郎 | 兵庫県土建一般労組 | 建設連合 |
受賞者代表あいさつ
西 村 一 男さん
◆平成2年に組合員30名で労組結成して今日に至っているが、中小の労働者が置かれた環境は厳しく、合理化・企業存続の不安・待遇格差の拡大など、不安・不満要素が一杯だ。連合の旗の下、力を合わせて闘っていこう。